推しのアイドルが幼馴染で、私だけが知る顔がある
今を煌めく人気アイドルグループ――SixTONES。
そのメンバーとして活躍する田中樹には、誰よりも大切な彼女がいる。
その名前は、大倉梨奈。
幼稚園、小学校、中学校、高校まで、ずっと一緒だった二人は、誰もが知る幼なじみ。
明るく優しく、いつも笑顔の梨奈。
そして、普段はクールで少し意地悪だけど、実は誰よりも優しい樹。
そんな二人は、高校時代から付き合っている恋人同士だった。
学校ではいつも一緒。
梨奈の父は、SUPER EIGHTの大倉忠義
樹「梨奈、今日一緒に帰ろ」
梨奈「うん! 待ってた!」
樹「……ほんと可愛いな、お前(笑)」
梨奈「えっ!? ちょっと、樹!」
昔から変わらない、仲良しな二人。
しかし、卒業後、樹はアイドルとして忙しい毎日を送り、梨奈も美容師として働き始める。
お互いに忙しくなり、なかなか会えない時間が増えていった。
それでも、二人の気持ちが変わることはなかった。
そして、時は流れ――。
SixTONESのライブを訪れた梨奈。
ステージの上で輝く樹を見つめながら、梨奈は昔と変わらない笑顔を浮かべる。
梨奈「……樹、大好きだよ」
その頃、ライブを終えた樹は、久しぶりに会える彼女のことを考えていた。
樹「……やっと会える」
そして、何年ぶりかに顔を合わせた二人。
樹「……梨奈?」
梨奈「樹……久しぶり!」
樹「……っ、会いたかった」
そう言って、樹は梨奈を優しく抱きしめる。
梨奈「……私も会いたかったよ」
樹「……もう、離したくねぇ」
久しぶりの再会。
けれど、二人の間に流れる空気は、昔と何も変わっていなかった。
そして、再び一緒に過ごすようになった二人。
仕事終わりに会ったり、電話で何時間も話したり、休日には二人きりでデートをしたり。
離れていた時間を取り戻すように、二人は一緒にいる時間を大切にしていく。
普段はクールで、メンバーをからかうことも多い樹。
しかし、梨奈の前では別人だった。
樹「梨奈、今日会えない?」
梨奈『今日もお仕事でしょ?』
樹「仕事終わったら会いに行く。ちょっとでもいいから会いたい」
梨奈『……ふふっ。樹、甘えん坊さんだね?』
樹「……梨奈にだけだから」
梨奈「……っ、もう!」
甘々で、ちょっぴり意地悪な樹の溺愛ラブストーリー、開幕!
ー 5,716文字
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update 4時間前